ジオン注射

ジオン注射 alta

より痛みが少なく、
より早く社会復帰するための治療

痔の治療は2週間ほど入院が必要であったり、非常に強い痛みがあったりと、辛いイメージが強いと思います。
当院では、「ジオン注射」という注射での治療を行うことで内痔核だけの方は痛みも出血もなく治療ができ、外痔核のある方の場合でも、外痔核だけを切除し、内痔核はジオン注射で治療することで日帰り手術が可能となり、痛みも軽く抑えることができます。

  • くり返し痔になる方
  • 市販薬が効かない方
  • 痔の手術に不安のある方

痔は薬や手術での治療が必須です。
上記のようなお悩みをお持ちの方は、当院へご相談ください。

“妊娠中や産後の女性は
痔になりやすい”のをご存知ですか?

妊婦さんは子宮が大きくなるにつれて便秘になったり、下腹部がうっ血しやすくなるため、いぼ痔になりやすくなります。
また、産後、授乳をしておられる方は、授乳で水分をとられ、便が硬くなるため、切れ痔を発症しやすくなります。心配な症状がありましたら(出血、排便時痛など)、お早めに受診ください。

便秘について

女性に多い病気としてよくご相談を受けるものに便秘があります。

上のグラフにあるように、ご高齢の方ほど便秘が多く、男女差が少なくなりますが、20代から50代の若い頃には圧倒的に女性に多く見られます。

便秘の分類

便秘症はまず器質性と機能性に大きく分けられます。器質性の中には大腸癌やクローン病、巨大結腸症、また女性特有の直腸瘤といった疾患があり、機能性のものの多くがいわゆる普通の便秘症、慢性便秘症になります。

便秘症の原因

便秘症は

  1. 大腸の便を送るスピードが遅い場合
  2. あるいは食べる量が少なくてそもそも便の量が少ない場合
  3. 便が硬くなってしまって出しにくい場合
  4. 腹筋や骨盤底筋が弱って便を出す力が弱っている場合

 

などがあり、これらの要因が複雑に絡み合っている場合もあります。

便秘症の検査

便秘症の中には大腸癌やクローン病といった恐ろしい病気も含まれていますので、まずはクリニックを受診し、きちんとした検査を受けましょう。主な検査は大腸カメラです。

大腸カメラ検査

便秘症の治療

①食事について

小麦系よりお米、豆類由来の食物繊維が多く含まれる食事を取りましょう。またヨーグルトなどの乳酸菌食品がいいとの報告もあります。

②運動について

激しい運動は必要ありませんが、歩くことが大切です。

③腹壁マッサージ

おなかを「の」の字でマッサージ。1日15分、週に5回行うと慢性便秘症に有効です。

④プロバイオティクスについて

Lactobacillus casei Shirota(ヤクルトに入っています),Bifidobacterium lactis,Lactobaccilus johnsonmi,Bifidobacterium breve,Lactobacillus reuteriなどを混合した「プロバイオティクス」を摂取すると、腹部症状を悪化させずに排便回数を増加させると報告されています。
クリニックにご相談ください。

⑤便秘薬について

浸透圧性下剤、刺激性下剤、上皮機能変容薬(最近開発されたものが多く、癖にならない)、消化管運動賦活薬、漢方薬などがあります。市販薬などでよく使われる刺激性下剤では、長期連用で耐性が出る(いわゆる癖になる)ことがあり、難治性便秘になることがありますので注意が必要です。また、虚血性腸炎などを引き起こすこともあります。


当院では様々な経験からその人にあったお薬を処方させていただいております。どうぞ受診してください。

いぼ痔の治療を
こんな理由でためらっている方に
おすすめの治療です

  • 肛門科の受診自体が恥ずかしい、ためらってしまう
  • できれば他人に気付かれずに痔を治療したい
  • 会社や学校を休まずに治療したい
  • 頻繁に肛門科に通うのが負担
  • 治療で痛みがあるのか不安
  • 治療後の痛みが心配
  • 治療後に肛門が緩くなるのか心配

など

痔の日帰り手術

ジオン注射は日帰りでの治療が可能です。また、治療における痛みや苦痛はありません。早期のいぼ痔でしたら楽に完治できます。いぼ痔にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

痔の日帰り手術

ジオン注射(ALTA療法)は
いぼ痔に効果的な治療法です

  • 排便時に出血がある
  • 坐薬や軟膏を使っても症状が改善しない
  • 排便時の脱肛があるが、気付くと自然に戻っている
  • 排便時の脱肛があり、指で押さないと戻らない

など

いぼ痔で脱肛が伴う場合には、ジオン注射をお勧めしております。治療中または治療後の痛みや不快感がなく、日帰り治療が可能です。

ジオン注射(ALTA療法)の
治療方法

まずは本剤を投与する前に、意識がぼーっとする鎮静剤を用いて、眠った状態で治療を受けていただけるようにします。
その後、本剤をひとつの痔核に対して4か所に分割して投与します。複数の痔核がある場合には、それぞれに投与します。 投与後はしばらく点滴を続け、麻酔の影響がなくなるまで安静にします。
安静後、最後に医師の診察を受けていただき、ご帰宅いただきます。

ジオン注射(ALTA療法)の内容

ジオンの成分

ジオン注射ジオンという強力な硬化剤です。主に、硫酸アルミニウムカリウムとタンニン酸を有効成分とした薬です。

硫酸アルミニウムカリウム

痔核に直接炎症・繊維化を起こすことで退縮を促します。これによって、出血や脱出を解消していきます。

タンニン酸

硫酸アルミニウムカリウムによる過度の炎症を抑える役割があります。

ジオン注射投与後は?

  • 投与直後から痔核の縮小が見られます。
  • 注射針穴から出た血液が溜まることがあります。
  • 投与後初めての排便時に血液が出ることがあります。この出血は心配要りません。
  • 投与翌日から脱出が改善します。
  • 投与後週間程で痔が硬くなり、違和感などが起こることがあります。
  • 投与後1カ月程で癒着、固定が強くなります。

ジオン注射が受けられない方

  • 妊娠中または授乳中の方
  • お子様
  • 全身状態が不良の方
  • 腎臓透析をしている方
  • 前立腺がんなど放射線治療をしたことがある方
  • 嵌頓痔核がある方
  • 肝硬変の方

など

ジオン注射(ALTA療法)の
メリット・デメリット

メリット

  • 手術による切開をしなくて済む。
  • 入院加療の必要がない。
  • 治療が短期間で済むため心身の負担が軽減できる。
  • 保険適用の治療であるので経済的な負担が少ない。

デメリット

  • 脱肛が伴う全ての内痔核を治せるわけではない。
  • 痔核の状態によっては手術治療が必要になることがある。
  • 手術とジオン注射の併用が望ましい場合がある。
  • 投与した約10%に再発がみられる。

ジオン注射(ALTA療法)術後の
注意

ジオン注射は日帰りで治療できます。ただし、投与後2日程はご自宅で安静に過ごしてください。注射の成分である硫酸アルミニウムカリウムは、尿中に排泄されるため水分摂取をしっかりと行い排尿を促す必要があります。術後の注意点については、注射投与前に丁寧にご説明しております。

副作用

注射投与患部に痛みや腫れが出ることがあります。また、発熱が出るほか、肛門部に重たい感じが起こることがあります。

「術後が楽」な
ジオン注射(ALTA療法)

当院では、ジオン注射(ALTA療法)の技術と豊富な経験を有した院長による治療が可能です。投与後は、軽度の痛みや違和感があることもありますが、翌日にはほとんど苦痛症状はなくなります。また、アルミニウム化合物投与に抵抗があるというお声をいただきますが、投与後は24時間以内に尿によって排出しますのでご安心ください。

当院で痔の日帰り治療を行う
4つのメリット

  1. 痔にお悩みの方で受診をためらっている方でも、当院は胃腸科と内科を併設していますので人目を気にせず受診していただけます。
  2. ジオン注射は日帰りで治療ができます。痛みもないため、心身の負担も最小限で済みます。
  3. 当院の院長は、消化器外科及び肛門科、外科の専門医です。豊富な経験と実績、高い技術をもった医師による治療が可能です。
  4. 術前と術後には、丁寧な説明とサポートが万全です。ご不安なことがありましたら、お気軽にご質問ください。

手術費用について

いぼ痔の手術治療には、健康保険が適用となります。以下は、3割負担における治療費用の目安です。

項目 金額
ジオン注射(ALTA療法 15,000円程度
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ご予約専用ダイヤル TEL.050-5846-5479

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